子宮筋腫

症状その3

症状その3

続いての代表的な症状「圧迫症状」について説明します。先ほど述べた過多
月経とか月経困難症の場合は子宮筋腫の大きさには関係なく症状が現れま
す。しかしこの圧迫症状に関しては、子宮筋腫の大きさに関係があり、大き
な筋腫によって圧迫されることによって様々な症状が起こります。
子宮筋腫が膀胱を圧迫した場合。筋腫によって大きくなってしまった子宮が
膀胱を圧迫して、膀胱が容量を小さくしようと働くために頻尿になってしま
います。
また筋腫ができた場所にも関係します。筋腫が子宮の前の方つまり膀胱に接
する側にできると、筋腫が小さかったとしても圧迫症状と同じような症状が
現れることもあります。大きくなった筋腫は尿道を圧迫してその結果排尿痛
が起きることもありますし、尿管を圧迫して腎盂の肥大を起こすこともあり
ます。
子宮筋腫が神経を圧迫した場合。大きくなった筋腫によって神経や血管を圧
迫してしまうと体内の血液循環が悪くなって腰痛の原因となってしまうこ
とがあります。
子宮筋腫が静脈を圧迫した場合。大きくなった筋腫によって骨盤内の静脈を

圧迫してしまうと下肢の静脈の流れが悪くなって血栓症を起こしてしまう
ことが稀にあります。
下肢に静脈血栓ができてしまうと、それが肺へ運ばれて肺の梗塞を起こす原
因となってしまいます。すると呼吸困難になり最悪の場合、死に至ることも
ありますから注意しなければなりません。
このような不快症状が続く場合、子宮筋腫を疑って婦人科を受診することを
おすすめします。薬物治療になるのか、手術によって根治治療を行うのかは、
腫瘍の大きさや症状の度合いによっても変わってきます。医師とよく相談し
て決めるようにしてください。
症状その3