子宮筋腫

症状その2

症状その2

子宮筋腫の代表的な症状2 つ目は「月経困難症」です。月経困難症には月経
に伴いおきる腰痛や下腹部痛、頭痛や発熱、めまいや吐き気、下痢や嘔吐な
どの症状があります。日常生活に差し支えるほど症状が強いため治療が必要
になるもののことを言います。
これらの症状の中でも特別に問題となるのが、腰痛や下腹部痛といった痛み
に関してです。子宮が月経血を排出する際にけいれんのように収縮するので
起こる痛みであるとか、骨盤内の血行障害によって起こる痛みであると言わ
れています。
痛くなる時期は、月経と一緒に月経の期間だけ痛くなる場合と月経以外のと
きにも痛くなる場合があります。痛みの具合も、差し込むような鋭い痛みを
感じる人もいれば、ひきつるような痛みを感じる人もいれば、鈍痛のような
痛みを感じる人もいます。
痛み止めを飲んでもこの痛みが治まらない激しい痛みに関しては、子宮筋腫
を疑った方がいいと思います。子宮内くうに子宮筋腫ができる粘膜下子宮筋
腫の場合、月経痛が強くなる傾向にあるようです。
他にも下腹部痛がひどい場合、子宮の内側に子宮筋腫ができる有茎性粘膜下

筋腫と考えられます。
子宮筋腫の重みによって子宮の内膜をひっぱるため筋腫が膣の方向へ飛び
出しそうになって、筋腫を膣から押し出そうとして子宮が強く収縮するため
に激しい下腹部痛が起こるのです。
このときに筋腫の茎部分がねじれてしまい血液の流れを止めてしまうと血
の塊として大量出血を起こし、激しい腹痛に襲われてショック状態になって
しまうこともあります。こうなった場合、すぐに入院して治療をほどこさな
ければ危険です。
月経困難症は、子宮筋腫や子宮内膜症などが原因で起こるものと、身体的に
特に異常がなくてもホルモンの働きで起こる場合があります。生理活性物質
のプロスタグランジンというものが過剰に分泌されて起こるのです。
このプロスタグランジンには、痛みや炎症や発熱などの症状を増幅させる働
きがあります。そのためなんらかの原因によってこのプロスタグランジンが
多く分泌されている人は月経困難症の症状が現れます。月経困難症がすべて
子宮筋腫につながるわけではないのです。
症状その2